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消化器内科

当院の消化器内科の特徴

経験豊富な内視鏡専門医の医師による胃カメラ・大腸内視鏡検査

経験豊富な内視鏡専門医の医師による胃カメラ・大腸内視鏡検査当院の胃カメラ検査・大腸内視鏡検査は、日本消化器内視鏡学会専門医が担当します。
豊富な知識と経験に、精度の高い検査・診断を行います。麻酔(鎮静剤)を併用することで、苦痛・不安感をほとんど感じないまま検査を終えられます。
また胃カメラ検査では、「口から」の胃カメラだけでなく、「鼻から」通すことで嘔吐反射の起こりにくい「経鼻内視鏡」をご用意しております。ご希望に応じて、「鼻から」と「口から」どちらの胃カメラにも対応させて頂いております。

下剤を飲まない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を実施

大腸内視鏡検査の前には通常、1.5~2リットルの下剤を内服します。しかし、この下剤の内服はとても辛いものです。
当院では、胃カメラ検査と同日検査を行う場合には、下剤を飲まずに大腸内視鏡検査を受けていただくこともできます。先に行う胃カメラ検査の際に内視鏡から下剤を注入することで、下剤の口からの内服を省略できます。

下剤を飲まない
大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)について
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オーダーメイドの便秘外来

便は体のバロメーターで、便秘が続くと腸内環境が悪化して免疫機能が低下したり、精神状態に悪影響を及ぼしたり、お肌のあれ等を引き起こします。食事療法や生活習慣の改善を行っても便秘が改善しないという場合、便秘外来を受診することをおすすめします。

便秘に関しては近年研究が進んでおり、便秘の人では死亡率が高くなることが明らかになっています。心筋梗塞や脳血管疾患(脳梗塞・脳出血)のリスクも上がり、発症するとその後の生活が大変困難になったり、寝たきりになったりする方もおります。

市販されている下剤の多くはセンナや大黄といった成分がふくまれる刺激性下剤(無理やり腸を動かす薬)のため、使い続けることで腸の動きが低下したり、反応が悪くなったりと腸に悪影響を及ぼします。

当院の便秘外来では、市販薬に含まれている刺激性下剤の成分を含まない便秘薬を使って一人一人の患者さまの症状に合わせたオーダーメイドの便秘治療を保険診療で行います。当院の便秘外来は全て日本消化器病学会専門医が担当させて頂きますので便秘でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

便秘外来について
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このような症状でお悩みではありませんか?

  • 喉の違和感、つかえる感じ
  • 声枯れ
  • 胸やけ、胃もたれ
  • 胃やみぞおちの痛み
  • ゲップ、呑酸
  • 吐き気、嘔吐
  • お腹の張った感じ、重い感じ
  • 食欲不振、体重減少
  • 腹痛、腹部膨満感
  • 便秘、下痢、血便
  • コロコロした便が続く
  • 便が細くなった
  • 残便感
  • 黄疸

上記のような症状がございましたら、お気軽に当院にご相談ください。

当院で対応する疾患

食道の病気

逆流性食道炎

下部食道括約筋の緩みや、暴飲暴食やストレスに伴う胃酸の分泌過多、腹圧の上昇などを原因として繰り返し胃酸が逆流し、食道粘膜で炎症が起こる病気です。
長期にわたって食道粘膜の炎症が続くと、食道がんのリスクが高くなります。

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バレット食道

繰り返し胃酸が逆流することで、食道粘膜が胃粘膜のように変性する病気です。
胸やけ、呑酸などの症状が見られます。逆流性食道炎から発展することが多く、バレット食道が癌化し、バレット腺がんになることもあります。

食道裂孔ヘルニア

加齢による下部食道括約筋の緩み、肥満、妊娠などを原因として、横隔膜の食道裂孔(食道が通過する穴)から胃の上部が胸側へと飛び出す病気です。
症状としては胸やけ、吐き気、胃もたれなどが挙げられますが、無症状のケースも少なくありません。手術療法を行うことは非常に稀で、ほとんどがお薬を使った治療で症状は軽快します。

食道がん

飲酒、喫煙を二大原因として発症する食道のがんです。特に両方の習慣がある人は、食道がんのリスクが高くなります。
初期では自覚症状が乏しく、ある程度進行してから、喉・胸のつかえる感じ、体重減少などの症状が見られるようになります。咽頭がんなどの、のどの癌を合併することも多いので、胃カメラの際には同時にのどもチェックすることが重要です。

胃の病気

急性胃炎

暴飲暴食、ストレスなどを原因として発症する急性の胃炎です。薬の副作用によって発症することもあります。
胃やみぞおちの痛み、吐き気・嘔吐、ゲップ、呑酸などの症状が見られます。

慢性胃炎

ピロリ菌感染、食生活の乱れ、ストレスなどを原因として発症します。特にピロリ菌は胃・十二指腸潰瘍、胃がんのリスク因子となるため、ピロリ菌検査で陽性であった場合には除菌治療が必須となります。
胃やみぞおちの痛み、胃もたれ、吐き気、ゲップなどの症状が続きます。

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胃潰瘍

ピロリ菌感染や暴飲暴食、刺激物の摂り過ぎ、ストレス、非ステロイド性消炎鎮痛薬の継続的服用などを原因とする、胃粘膜でびらんや潰瘍が生じる病気です。
胃やみぞおちの痛み、呑酸、ゲップ、吐き気などの症状が見られます。

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胃ポリープ

胃粘膜に発生するポリープです。基本的に無症状であり、ほとんどは治療の必要もありません。
ただし、稀にがん化することがあるため、ポリープの状態によっては、組織を採取して病理検査を行います。

胃がん

ピロリ菌感染、塩分の摂り過ぎ、喫煙などを原因とします。
初期症状に乏しく、ある程度進行してから、胃やみぞおちの痛み、食欲不振、胸やけ、吐き気などの症状が現れます。

ピロリ菌

ピロリ菌に感染しただけでは特に症状がない方もおられますが、みぞおちの不快感などを感じる方もおられます。ピロリ菌を放置していると慢性胃炎、胃がん、胃潰瘍・十二指腸潰瘍などの病気になるリスクが高くなります。胃がんの原因の99%はピロリ菌が原因といわれています。
当院では、ピロリ菌検査(血中抗ピロリ抗体測定、便中ピロリ菌抗原の測定)、除菌治療(一次除菌ボノサップ、二次除菌ボノピオン)を行っています。

アニサキス

加熱・冷凍処理が不十分な魚介類を食べることで感染します。特にサバ、カツオ、サンマ、アジ、イワシなどの青魚に多く潜んでいるといわれています。冬場に多い傾向がありますが、一年中見られます。アニサキスに感染すると急激な腹痛、吐き気・嘔吐などの症状に見舞われます。アニサキスは胃カメラによるアニサキス虫体の摘出と、抗ヒスタミン薬の投与で治療可能です。

大腸の病気

大腸がん

食生活の欧米化、喫煙、飲酒、肥満、運動不足など、長年の生活習慣の乱れを主な原因として発症するがんです。
血便、下痢、便秘、便が細くなる、腹痛、貧血などの症状が挙げられますが、初期には無症状のまま進行するケースが少なくありません。健康診断の検便(便潜血検査)は簡易な検査ではありますが、主に進行大腸がんを調べる検査です。検便は早期大腸がんの検出能力は高くないので、検便で二回中二回陰性でも40歳以上になったら、一度は大腸内視鏡検査を受けるのをおススメしております。

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大腸憩室症

便の滞留などによって腸管の中の圧力が上昇し、大腸粘膜が部分的に外側へとくぼんでしまう病気です。大腸憩室症のみでは無症状ですが、憩室に炎症や出血を起こした時には腹痛や血便などの症状が現れます。

潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜にびらんや潰瘍が生じる、炎症性腸疾患の1つです。はっきりとした原因は分かっていませんが、自分の免疫が大腸をターゲットとして攻撃する自己免疫の異常などが関与しているものと考えられます。下腹部の違和感、下痢、血便・粘血便、発熱、腹痛などの症状が見られます。

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過敏性腸症候群

大腸に炎症、潰瘍、ポリープなどの器質的な問題がないにも関わらず、腹痛を伴う下痢や便秘が続く病気です。下痢型、便秘型、混合型に分けられ、混合型では下痢と便秘が繰り返されます。主な原因は、ストレスだと考えられています。

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クローン病

大腸・小腸を中心とした消化管で炎症が起こる、炎症性腸疾患の一つです。潰瘍性大腸炎とともに、難病の指定を受けている病気で自己免疫の異常が関与していると考えられています。腹痛、下痢、血便、体重減少、倦怠感などの症状が見られます。

急性腸炎

ウイルス・細菌の感染を主な原因として発症します(感染性腸炎)。感染性腸炎では頻回の下痢やたまに血便がみられることもあります。薬の副作用、刺激物の摂り過ぎ、ストレスなどが原因になることもあります。
吐き気や嘔吐、発熱、下痢、腹痛などの症状に見舞われます。脱水症状にも注意しなければなりません。

腸閉塞

腸管の一部が閉塞し、便を先へと送り出せなくなった状態です。原因としては、お腹の術後におこる腸の癒着(腸がお腹の壁にくっついた状態:癒着性イレウス)や、高度な便秘によるもの(糞便性イレウス)、大腸がんによるもの(癌性イレウス)、薬の副作用によるもの(薬剤性イレウス)、腸の動きの低下によるもの(麻痺性イレウス)などがあります。放置していると命にかかわる事態に陥るため、早急な治療が必要です。
吐き気や嘔吐、腹部の張り・痛みなどの症状が見られます。

当院で実施する検査