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【大腸内視鏡検査で便を漏らした人はいる?】医師が解説!

検査で引っかかったけど大腸内視鏡検査が恥ずかしくて、ためらっている方へ。
大腸内視鏡検査は、検査前に腸をきれいにするために下剤を飲まないといけないので、検査中や検査後に便を漏らしたりしないか不安ですよね。
また、若い女性の方は生理中や授乳中、妊娠中であったりして、そもそも検査を受けれるのかどうかも心配ですよね。
しかし、今や大腸がんは女性のがん死亡の1位、男性の3位の病気のため、やはり大腸がん予防に大腸内視鏡検査は必要な検査といえます。
今回は、大腸内視鏡検査に関する疑問にどこよりも詳しく医師が解説いたします。
それでは、どうぞ!


(この記事はは消化器病専門医の中村孝彦医師・中村玲佳医師が執筆しています)

「大腸カメラが恥ずかしい若い女性の疑問を解決したいです」

大腸内視鏡検査で便を漏らした人はいる?


大腸内視鏡検査の検査中や検査後に便を漏らしたりする人はいるのでしょうか。
結論から申し上げますと、私が1万件以上、大腸内視鏡検査をやってきた中で大腸カメラの検査中や検査後に便を漏らした人は1人も経験したことがありません。
大腸内視鏡検査で便を漏らすことはないと断言できます。
というのも、大腸内視鏡検査の検査前には、腸を空っぽにするために下剤を飲むために検査の時には、腸の中にはほとんど水分しかない状態だからです。
また、大腸カメラの先端には、排液ボトルとつながっている直径3mmほどの吸引口がついており、検査中は常に腸の内用液(ほとんど水分)を吸引しながら検査を進めているのです。
そのため検査中に便を漏らすことはありませんし、検査後には腸の中にわずかに残っている液体も大腸カメラで吸引し終わった状態なので、検査後も便を漏らしたりすることはありません。
このように大腸内視鏡検査で便を漏らすことは基本的にはありませんが、まれに例外的なケースではありえます。
どういう場合かというと、腸をきれいにするために大腸内視鏡検査前に飲む約2Lの下剤を飲み切れなかったときです。
下剤を飲むのが苦手でどうしても飲み切れなかった場合、医療機関によっては腸が十分にきれいになっていない状態で検査を行うことがあります。
その場合、大腸内視鏡検査が終わった後でも、便が腸内に残っており、検査後に漏らしてしまうことも0ではありません。
ただ、繰り返しになりますが、これは非常に稀で、あっても80歳以上の高齢者です。
当院の場合、下剤を飲む自信のない方に関しては、「下剤を飲まない大腸検査」を行っているので、便が漏れるか心配な方でも安心です。

下剤を飲まない大腸検査

大腸カメラを若い女性が受けるのは恥ずかしい?


検便の便潜血検査検査で引っかかったり、腹痛や下痢、便秘といった症状がある方で、インターネットで検索したり、クリニックを受診したときに大腸内視鏡検査(大腸カメラ)をすすめられたけど、恥ずかしいからためらっている方もいるのではないでしょうか。
若い女性の方で、検査の時におしりを見られることがとにかく恥ずかしいという方も少なくないと思います。
そういった方には、女性医師が大腸内視鏡検査を行っているクリニックがおすすめです。
大阪の中村診療所・内視鏡内科では、常勤の女性医師が大腸内視鏡検査を担当するので、若い女性の方でも安心です。

中村診療所・
内視鏡内科の楽な内視鏡

また、当院では、大腸内視鏡検査の方専用の個室更衣室や、検査専用の個室トイレを完備しているので、恥ずかしさから受診を躊躇っている方でも安心して検査を受けて頂きます。
次の項からは、検査着などの疑問や、若い女性のライフイベントである生理や授乳などと大腸内視鏡検査に関連した疑問について解説していきたいと思います。

大腸内視鏡検査は生理中・ナプキン着けてもOK?


大腸内視鏡検査日に生理になった場合でも全く問題なく検査を受けることができ、検査日の延期は必要ありません。
通常、医療機関では使い捨ての検査着を用意いるため、検査直前までナプキンをつけて頂き、検査直前に検査着に着替える形です。
生理の血の量が多くて気になる方は、タンポンの使用や、前側にナプキンをつけてもらいながら大腸検査を行っております。
大阪の中村診療所・内視鏡内科では、生理中の方でもご安心頂けるよう、個室更衣室、個室トイレを完備し看護師は全て女性です。
さらに、ご希望の方は女性医師が大腸カメラを担当させていただきますのでご安心ください。

中村診療所の女医による大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査の服装は?ブラジャーはOK?パンツは?


大腸内視鏡検査当日の服装(私服)は、伸縮性のよい動きやすい服装が良いです。
お腹を圧迫するような体にフィットした服は好ましくありません。
女性の方はブラジャーはつけたままで結構です。
生理中の方は、普段通り、タンポンや、ナプキンを下着(パンツ)につけた状態で結構です。
大腸カメラの検査着は、下はショーツとズボンが一体となった不織布製のサルエルパンツのような紺の検査着になります。
その上に、膝下までかくれる検査ガウンを着た状態で検査を受けて頂くのでおしりは全くみえない状態です。
上は肌着もしくは素肌の上に、検査ガウンを羽織っていただく形です。
下の検査着(サルエルパンツ)には、おしりの部分に縦に切れ目が入っていておしりが見えることなく大腸内視鏡検査が始まります。

大腸内視鏡検査はおしりの毛の処理はする?


大腸内視鏡検査の時に「おしりの毛を見られるのが恥ずかしい」「下剤を飲んだ後におしりを何回も拭くからけつ毛を処理した方がいいのでは?」「内視鏡を入れる時にけつ毛に絡まるのではないのか」などの理由で、検査前におしりの毛を処理するかどうかを悩まれる方がおられます。
結論から申し上げると、大腸内視鏡検査時に肛門周囲の毛を処理する必要はありません。
検査中はもちろん、大腸カメラの挿入時にも、おしりの毛があることで支障をきたすことはありません。
医師や看護師などの医療スタッフも大腸内視鏡や、いぼ痔の検査などに慣れているため気にしないで大丈夫です。

大腸内視鏡検査は帝王切開、子宮筋腫、子宮内膜症でも大丈夫?


帝王切開や胃の手術などお腹を開ける手術をしていると、癒着を起こし大腸の一部が周りの組織と癒着(くっつくこと)を起こし腸が変形します。
内視鏡をまっすぐ進めようと思っても、癒着している部分では内視鏡が曲がってしまい、癒着部分で本来は生じない力が加わってしまいます。それが痛みになります。
そのため、痛みのないように検査を行うには、医師に豊富な症例経験が必要になります。
また、女性は腹部手術を受けたことがなくても、子宮筋腫、子宮内膜症などで潜在的に癒着が多いことがしばしばあります。
大阪の中村診療所・内視鏡内科では、以下のような4つの工夫により癒着のある女性の方でも痛みのない検査を行うことができています。
①胃カメラより細い直径9.2mmの超細径大腸内視鏡を採用(通常の大腸カメラは13mm程度)
②腸の屈曲に沿って先進する受動湾曲機能を有した大腸内視鏡を採用
③空気の代わりに水を使うことで、腸を膨らませずに痛みなく大腸カメラを挿入できる水浸法を採用
④鎮静剤(麻酔薬)と鎮痛剤(痛み止め)を適切に使用

大腸内視鏡検査は授乳中でもOK?


大腸内視鏡検査や胃カメラなどの内視鏡検査は授乳中でも問題なく受けて頂けます。
ただし、鎮静剤や薬の母乳への影響を考えて、検査当日の授乳は避けていただくようお願いしています。
その場合は搾乳かミルクで対応していただきます。

大腸内視鏡検査は妊娠中でもOK?


妊娠中、または妊娠の可能性のある方の内視鏡検査は、母子への刺激となるためできる限り控えるのが原則です。
それでも、何らかの自覚症状や病気の疑いがあり、内視鏡検査の受診が必要な方は、産婦人科と消化器内科の両方の科のある総合病院に紹介させていただきます。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

女性の大腸がんや、潰瘍性大腸炎などは増加傾向にあります。
大腸がんの早期発見のためには大腸内視鏡検査が不可欠ですが、羞恥心が検査受診のハードルとなっているのが現状です。
そのため、大阪の中村診療所・内視鏡内科では、女性でご希望の患者さまには女性医師が検査を担当させて頂きます。
男性医師の検査だと思うと緊張する、同性の女性医師であればなんでも質問できる、男性医師の検査に恥ずかしさやストレスを感じる、などを感じておられる方には女性医師の検査がおすすめです。
若い女性の方で「血便がある」「便に血が混じる」「腹痛がある」「大腸がんが心配」などの方もお気軽にご相談ください。

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下剤を飲まない大腸検査